
夏も終わり、いよいよ9月。一気に涼しさを増してくる季節です。標高の高い山中湖では、都会よりも一足早く秋が感じれれるのですが、先日は最低気温が10℃まで下がり、一気に秋本番の気温にびっくりです。パノラマ台のススキ野原では、ススキの穂が立ち上がって、秋風に涼しげに揺れる姿が秋を感じさせてくれます。まだ若いススキの穂は太陽に照らされるとキラキラと輝いて見えます。10月にはふわふわとした金色の絨毯のようになり、秋の深まりが感じられるようになります。富士山の初冠雪の平年値は9月の末ですが、今年初頃になるか楽しみになってきました。
9月後半には富士山の中腹から紅葉が始まり、徐々に標高を下げて、山中湖に紅葉前線が降りてくるのは10月後半です。今年の夕焼けの渚紅葉祭りは、10月27日開幕ですが、もう一週間早く始めてもいいのかな?という印象です。山中湖周辺は標高差が大きいので、見頃のポイントを移動しながら長く紅葉が楽しめます。

イゾラーナの庭の花たちも、秋の花のシーズンに移ってきました。右の写真は野生のワレモコウの紅い花です。風に揺られてとても涼しげな花ですね。秋名菊やハマギクなどのつぼみも膨らんできました。よく見ると、ツタや楓の葉に部分的な紅葉を始めているものも見られるようになってきました。秋が足早に深まっていく9月です。
