
3月となり、昼間の気温が10℃を超えるような暖かな日が増えてきました。この冬は、確かに寒い日もありましたが、全体的にはかなりの暖冬だった、という印象です。イゾラーナの庭も、既に、春の気配が感じられるようになってきました。ユキヤナギの新芽が既に緑色に芽吹き始めています。クロッカスも芽を出して、開花が近いようです。春が足早に近づいてきた、そんな印象の3月上旬です。
左の写真は山中湖から見た富士山。この冬の富士山は雪が少なくて、全国ニュースにもなったほどでした。しかし春が近づき、降水のある日が増えてきたので、むしろ富士山の冠雪は最近になって増えてきました。まだしっかり冠雪があるので、夜明けの紅富士や、月夜の月光富士は、まだまだ楽しめます。
日本の春といえば、桜ですね。桜と富士山の組み合わせは、日本の春を代表する景色だと思います。山中湖周辺は標高差が大きいので、標高の低いエリアから標高の高いエリアへ、順番に開花が進んでいくので、3月下旬からゴールでウィーク頃まで、桜を長く楽しむことができます。御殿場や富士吉田では桜祭りも開催されます。忠霊塔(五重の塔)の桜も有名ですが、もうひとつ特徴的なのが、富士登山口の「ふじざくらまつり」です。「ふじさくらは」富士山周辺に自生する下を向いて咲く可憐な桜で、祭り会場は約2万本のふじさくらの群落があります。「ふじさくらまつり」の日程は、例年4月下旬からゴールデンウィークです。
